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自然文化誌研究会 くろさわのブログ
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1977年神奈川県生まれ、東京学芸大学に入学。そこで「自然文化誌研究会冒険探検部」に入部。そこから現在に至っているのだと思います。
 卒業後、伝統ある(NPO法人)自然文化誌研究会事務局長に(最初から)なり、2年の農園勤めを経て、2004年に多摩川源流の山梨県小菅村へ半強制的に移住。2007年に結婚、2013年よりログハウスで家を建て始め、無事に建ちもう5年が経つ。
小菅村では、木下養魚場でヤマメの養殖業で働いている。
2019年に40代にして一子を授かり、これから子育てが始まる。2020年夏からは育児がメインである。
 そのため狩猟はヤメた。沢登りは過去の話、キノコ、山菜はぼちぼち。野草を採って小菅村の物産館で売るのは励みになる。肉体労働まあまあ。事務仕事まあまあ。タバコとギャンブルはめでたく卒業してしまいました。

 稼ぎは少ないけど、時間の融通とストレスから離れて暮らしているので、こんなもんでしょう。
(2020.3.26変更)
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Posted by naturum at

2020年04月30日

4月おしまい

非日常的なままゴールデンウィークに突入した。緊急事態宣言も5月末までは延長されそうだ。

とても静かな日常になっている。例年なら繁忙期だもんなあ。

毎日散歩しながら、近所にこんなに山菜があったことを知らなかったということを学んだ。今まで何年も、お宝を見逃してきた訳だ。マヌケだなあ。


コシアブラがあった。こんな近所にあるとは思わなかった。他にも数本見つけてある。


コゴミが出始めている。


このタラの芽は植えてあるもの。持ち主の了解を得てもらいました。


毎日山菜。天ぷらがやはり美味しいかな。


ワサビの花も売れないので、だしつゆ漬けも大量に作ってある。今年はこれでおしまいかな。


こんな生活の中で、山菜採りのプログラム(フィールド)能力はレベルアップできた。

5月はどうしよう。1ヶ月あるから子育てつつ、なにをテーマにしようかな。

5年前の大雪もそうだったし、今回もそうなんだけど、年齢を重ねていようと、誰もが未体験の状態なんだな。大雪は目に見える自然災害だけど、今回初めて目に見えない。
残念ながら、農山村で経験豊かなお年寄りの常識では対応はできない。事実とは何か?するべきことは何か?自分で情報収集して考える必要がある。

過疎の農山村は自宅にいる必要はないからなあ。
元々、過疎だから、過密する場所がないし。
今までどおり畑や山に出て、生業を続けることができる。人と会うのだけ気をつければよい。

これを機会に、農山村で暮らす人が増えたらよいのにと、思う。
仲間たちとも連絡を取り合っているが、便利さによってリスクを背負う都市での暮らしは見直す時でしょう。

1人10万円の給付金。小菅村の移住者の家賃相場は2万円前後。村営住宅(戸建・4DK・駐車場無料)で子どもいるならば家賃は15,000円。四人家族の40万円なら、家賃が26ヶ月分。
家賃で困ることはないでしょう。

住宅の家賃補填必要な人は街を出ればいいのに。
責任問題ではなくて、心が楽だよ、とTVを観て思っている。

この状況の早い収束を望んではいるが、元どおりにもどる必要なんてない。
環境学習の提唱、農山村の伝統的知恵の継承もそうだが、今まで為されてきていないから本会も頑張ってきたのだ。今までおざなりにされてきた訳で、こんな事態になればなにが大事か?地に足がついているとはどういうことか?
真に考えるべき時だろう。  

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 10:25Comments(0)

2020年04月24日

非日常的な





LINEニュースにも出てたこの場所は我が家から徒歩1分。毎日散歩で通る場所だ。

情報を知らない人もいるのかな?他所のナンバーの車も見かける。そして引き返していく。

人口密度が低いので、散歩をしても誰とも会わない貸切状態。ぽつんと取り残されているような気もするが、そんな気持ちとは関係なく、花は咲き、新緑は萌え、鳥はさえずっている。

近隣の道の駅は、営業しているところもあるようだ。
小菅村の道の駅は5/6まで休業となっている。


本会の運営委員からも情報を挙げてもらっているが、野外活動を主催する団体としては良い状況は今のところ無い。既に夏の事業の開催ついては黄信号が赤信号に変わりつつある。

未経験な状況。自分の脳ミソで考えて決定をしていかなければならない。
未来は誰も自信をもって語ることはできない。誰も保証してくれない。


とりあえず毎日散歩、定点観察で、山野草の能力が少しは上がったかな?
採れる場所は非公開なので、伏せておくのだが。  

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 06:25Comments(0)

2020年04月22日

山野草の時期

月曜日から物産館も休業に入った。道の駅周辺はトイレも封鎖ということでカラーコーンなどで入れないようになっている。
ようやく春を迎え賑やかになる季節としては非日常な世界になっている。

本来ならゴールデンウィークを前にキャンプの準備をしたり、養魚場も忙しく、学芸大学にてイベントもあったり、冬で鈍っていた仕事感を取り戻す時期な訳だ。

街の様子はテレビで観ている。
この状況が落ち着くまでおとなしくしているのが良いということで、毎日散歩。

ワサビの花が売れなくなったけれど、例年どおり山菜やクレソンが姿を見せている。


たらの芽


ハリギリ。アクダラとも言う。


毎日散歩して、天ぷらを食べている。


原木栽培のしいたけをもらったり


今日の食材

物産館が開いていたら、食べるよりも売ったと思う。採って売る方が楽しいから。宝探しみたいな感じである。

不思議なことに、この非常事態の時の方が、身近な自然を楽しみ、毎日定点観測のように植物の成長を見つめている。
小菅村という山村に住んでいてもふだんはそんなに楽しむ余裕はなく、仕事優先だったりもする。

山村に住めている運命に感謝し、慎ましく暮らしておこうと思う。  

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 14:27Comments(0)

2020年04月15日

閑散としている中で

大月市、上野原市、丹波山村と近隣の小学校が休校の中で 開校していた小菅小学校も明日から休校になるらしい。

小菅の湯はお休み、小菅村の物産館は(短縮)営業中。日曜日は山の高いところは雪で、その雪はまだ残っている。桜も満開でとてもいい陽気だ。
普段、村で見ない子どもたちもいる、コロナによる影響だろう。
閑散としているようだが、今日のように天気が良いとバイクのお客さんも多いようだ。3密ではないね。



今年は売り上げを諦めていたが、意外と売れている。お客さんが少ないのは分かっているので、元値は例年よりも下げている。

5/31に村長選になるようだ。
私自身はよそ者なので、葬式もそうだが、選挙もそう、基本的にしがらみはないので、自分の頭で考えて決めればいい。
よく分からないことは、村で信用できる先輩たちに聞く。
非常にシンプルである。  

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 20:12Comments(0)

2020年04月09日

4月9日の記事

潮干狩りに行ったパイセンからアサリをもらった。

砂抜きして

味噌汁やら、ボンゴレビアンコに

旨かった!
買いだめしておいた(村から出ないように)肉と魚のローテションなので、生鮮の魚介類は嬉しかったなあ。

小菅の湯は、お風呂は休みだけど昼食のみ営業している。
物産館はやっている。自家用車でのドライブやツーリングで、電車やバスといった公共交通機関を使用しないで来る人は意外と多い。

今日も昼からワサビの花を出してみたら


売れた。明日も出してみる。納品はササッと。
  

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 19:32Comments(0)

2020年04月05日

今できることを考えた③

ポジティブに考えると、小菅村の保育所が「満2歳の4月からの入所」になっているから、それを受けて考え、この夏からは育児を中心とした生活を選ぶことができた。
予定ではちょうど今から2年後に保育所通いがスタートすることになる。あと2年間、たったの730日しかない。限られた濃い育児期間を選べることは幸せなんだと思う。ラッキーだなあ。保育所に預けることができていたら、何も考えずに普通に働いて生活していたなと思う。それも悪くないけれど。

妻は7月から育児休業が明け、勤めが始まる。ここまで育児を中心に担ってきているので、これからの3ヶ月で引き継ぎ、一人で日中、みれるようになっておかないといけない。

これが当面の目標で、この目標を達成するために、仕事関係、趣味関係を調整してきた。

「何かを得るためには何かを手放す」という事なのて、自分のことを手放し、育児の時間を得るということだ(育児も自分のことなんどけど)。

ここまでは整理できている。そしてイメージどおりに動けると思う。初めての育児だが、歳を取っていることによるメリットがある訳で、それは「やらなくてもイメージできること」である。テレビで目にした内容だ。確か、中途採用で働く人が新卒者と比べて何が優れてるか、的な?話だったと思う。

理屈を並べるのは書くことによって自分を納得させて奮い立たせるためだ。


自分自身は今、「脳汁=βエンドルフィン」が全く出ない状況になっている。
きのこ採り、山菜採りも一人では行かない。
狩猟もヤメた。
沢登りもケガが怖いからあまり行きたくない。
PCエンジンminiも買ったが、感動もなく。
ネット麻雀「天鳳」で段位上げ、仲間と卓を囲んだりもするが、やはり感動もなく。
仕事も元々、自分で生み出すよりは準備、片付けといった段取りが好みで、新しいことは苦手だなあ。

反対に、心から好きだったのは、タバコ。ギャンブル。どちらも納得しての卒業をしてしまった。
特にギャンブルは、「ギャンブル依存症」が病気として問題視されており、自分も過去に陥っていたという認識がある、病気だと思う。
小菅村への移住による物理的な距離と、ギャンブルの仕組みが経験と努力で解決できたので、無事に卒業することができたのだが、少なくともこれらを関わっている時は「脳汁」が出ていた。

これから「脳汁」の出るようなことに出会えるのか?「脳汁」を必要としなくても満たされていることを「幸せ」というのか?
いずれにせよ、育児をするにあたっては、「脳汁」が出ていない状態は、きっと適しているのだと思う。いや、そう思っておこう。

給料も下げたので、730日間はぼちぼち働いて、テンパらずに穏やかな精神状況を維持し続けることが、「今できること」であり、自分のライフヒストリーにおいても、43〜44歳は「濃密育児編」みたいに振り返れる、わかりやすい期間にしたいなと思う。

今日は散歩して

トトキ(ツリガネニンジン)の出る場所をチェック。

物産館での売り上げは少なめ。温泉も休みなので、売れ残らないようにいつもの半値以下で出荷している。
今年はずいぶんと売り上げが減ってしまった。仕方なし、仕方なし。

  

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 17:14Comments(0)

2020年04月04日

今できることを考えた②

 今まさにこの状況で首都直下型地震が起きたらどうなるか?と想像してみた。
 想像の範囲は被害の大きさとかそういうことではなく、自分の周囲についてという非常に小さいことについてだ。

 まず、都心方面に助けには行け(か)ない。小菅村から動かない。
 自分自身=我が家は、水、燃料、食糧は持っている。病気にでもならない限りは、生活はできる(要はキャンプだ)。

 仲間たちが、自然文化誌研究会の会員が、小菅に避難したいとなった時に何ができるかを想像してみた。

 いつものキャンプ場は、本会の所有ではない。年間契約もしていない。よって、自然文化誌研究会が主体となって受け入れ先になれないだろう。オーナーにお願いして(きっと親類の方々も避難しているから)、何とか一緒に避難させてもらえるかどうか、か。

 たまに借りる舩木民宿も同様だろう。ウチが借りる訳にはいかない。

 小菅村の空き家はどうか?小菅村には空き家はあるが、借りれる空き家は既に無い状態である。以前、書いたこともあるが、小菅の立地が東京に近いため、空き家であっても仏壇あり、ランドセルあり、お盆には集まったり・・・放棄しなくても家主が使用可能、月に2万円程度の家賃では、貸せる状況にするまでの掃除や整理をしたり、他人に貸す煩わしさもあるだろう、無理して貸さないということだ。

 なので、空き家の紹介もできない。

 本当にできることは、本会の所持する備品のテントや寝袋、マット、鍋などを貸すこと。家やキャンプ場ではなく、個人の土地をお願いして、テントを立てさせてもらうこと、それぐらいなんじゃないか。あとは我が家。土地は60坪。都会じゃ広め、田舎じゃ狭い。



 と、無力さばかり書いているのだが、逆に言えば強さもある。

 GWまでの事業が中止。夏の事業も予定どおり開催できるかは現状では判断できない。そんな中でも、本会は潰れない。
 事業収入は期待できないけれども、支出を抑えることができる、年間で借りているものが無い、契約をしていない。小菅の事務所は我が家だ(と言っても、携帯電話とノートパソコンとプリンターがあれば済む)。会所有の車は昨年で廃車した。
 
 なので、積極的に動かず、守り切る。というのが、今、私のできることであり、(私の考える)小菅村での自然文化誌研究会のできることなのだと、今この時点では思っている。

 小菅村にいて、テレビとWebの情報頼みで、人の動きが見えないので、毎晩一人ずつ、電話で理事の方々に直接聞いてみることを始めた。
 どんな現状なのか?2週間後、1か月後どうなっていると思うか?

 長期化すれば日常的に普通と思っていた概念を変化させる必要がでてくるだろう。   

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 22:00Comments(0)

2020年04月03日

今できることを考えた①

自然文化誌研究会主催事業の、4/19「野草の天ぷらとお茶つみの会」は中止。
ゴールデンウィークの5/2-5に予定していた「冒険学校 むらまつりキャンプ」も運営委員会で検討した結果、中止の決定をすることになる。

夏の主催事業については現時点では、開催する旨で参加者の募集と準備を進めている。
同時に、コロナウィルスによる状況が改善されない時も考え、中止の際の判断基準と日程についても検討を進めている。

ゴールデンウィークまでは、小菅村へのお誘いも自粛することになった。キャンプ場の整備もとりあえずお休みとした。


今できることは何か?感染を広めないこと。
自分に至っては、小菅村から出なければ出ないほど良い。

そんな中で、今日は甲府へ献血に向かった。
「趣味」であり、不要不急の外出ではないのだが、同時に提供者が少ないという情報もある。気をつけて向かうことにした。
都内に比べて元々混雑しない甲府の献血ルーム。いつもよりも更に人は少なく感じる。空いている。

今日は更にもう一つ歩みを進めた。


男性は54歳まで可能。ようやく登録した。
若い時に登録しようと思ったが、親が反対した。そして親が反対する理由に納得して登録しなかった。
今回のきっかけは、先日、生命保険の見直しをした時に、ドナー提供する際に10万円の給付金が保険会社から出ることを知ったからである。

社会保障がない現状の働き方では、自分の仕事を休んで(保障無しで)まで、手を挙げることはできなかった。
給付金は大きい(気持ちとしても)。調べると、市区町村からの給付金は、山梨県だと甲府市のみのようだ。

ということで、出番のあるなしに関わらず登録した。出番があって万が一の後遺症があることも納得しての登録となる。その姿勢を我が子にも見せたい。
家族の同意が必要だが、妻は既にドナー登録をしている。妻と同じところまでようやく辿り着けた。  

Posted by 自然文化誌研究会 くろさわのブログ at 19:18Comments(0)