小菅村の雑穀

自然文化誌研究会 くろさわのブログ

2019年09月17日 22:46

農山村では伝統的に雑穀が栽培されてきた。

小菅村をはじめとする農山村では、水田での稲作が難しい。
要因は、平地がない、日照時間が短い、水温が低いの三点だろうか。
とは言え、本会が使用しているキャンプ場でも、戦後は田んぼにしたとのこと(木下善晴さん談)。
苦労したとのこと。

その雑穀も年々、作らなくなっている。今年、小菅村を回ってみて雑穀の畑は3箇所のみ(長作地区除く)。私自身も今年は雑穀見本園をお休みしている。
もちろん高齢化。それは雑穀だけでなく、畑全体がそうだが、特にキビやアワは、生産者が少ない現在、鳥避けの網を全体に張らないと食われてしまう。よって、アカモロコシ(タカキビ)は見かけるものの、他の雑穀は微妙な状況。

上野原の西原地区、藤野町は元気なようです。

写真は、アカモロコシを栽培している青柳孝徳さんの干している様子。散歩してて見かけたので。







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